旅行記 2014/10/14 ウフィツィ美術館を訪ねる

10/14は、フィレンツェ最大の見どころ、ウフィツィ美術館を訪れます。
もちろん予約をしていきました。11:30の入場です。チケットは、アカデミア美術館のところで既に引き換え済みでしたが、セキュリティチェックに長蛇の列で、結局11:45頃入ることができました。

3階まで上っていくと、回廊が一直線にのびています。
ヴァチカンは迷路かと思うくらい非常に分かりにくい作りでしたが、ここはこの回廊のおかげで、非常にいる位置を把握しやすい作りになっています。



天井の美しい装飾が目を引きます。
が、早くも異変に気がつきます。なんと、第1展示室のあと、第2〜7展示室が、リニューアルのため、閉室していたのです!



第2室には、聖母子の代表的な3点の祭壇画(それぞれチマブーエ、ドゥッチョ、ジオットー作)があるはずなのですが、残念ながら、見ることはできませんでした。それ以外の作品のうち、一部は他の部屋に展示されているとのこと。

本来第3室にあるはずのシモーネ・マルティーニの「受胎告知」も移動して展示されています。



写真で見たときよりも、存在感がありました。
第8室には、ウッチェッロ「サン・ロマーノの戦い」が移動して展示されていました。



続いて、ピエロ・デッラ・フランチェスカ「ウルビーノ公夫妻と栄光の寓意」。
こちらも、第8室に移動して展示されています。



通常第7室にあるマザッチオ「聖アンナと聖母子」。
ルネサンスらしい、人間的な表現が魅力です。



第8室には、閉室中の名品のほか、リッピの「聖母子と二天使」が展示されています。
なんという美しい作品なのでしょう。



第10〜14室は、ボッティチェッリの部屋です。
ボッティチェッリの「春」「ヴィーナスの誕生」と、教科書で見たことのあるおなじみの作品が、目の前に現れます。





グースの祭壇画「ポルティナーリの祭壇画」も、同じ部屋にあります。目の前に来ると、写真に入らないほど大きな作品です。



第15室の注目は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作品ですが、まずは落ち着いて、ヴェッロッキオの「キリストの洗礼」を見ます。修行中のレオナルド・ダ・ヴィンチが、左の天使と背景の一部を書いたという作品です。



続いて「受胎告知」。こちらは、来日した際に、非常に遠い場所から観覧しました。
しかし、ウフィツィなら至近距離で鑑賞することができます。
計算された遠近法が美しいのですが、思ったほど大きな作品ではないので、それなりに近寄ってみたいと思う作品だと感じていました。



第18室にも、メディチ家のコレクションが並びます。





さて、ここでもう一つ落胆が待っていました。
何と、珠玉の第26室を含む、第25〜34室がリニューアルのため、閉室しているのです。これは参りました。

もっとも、著名な作品は、他の部屋に移されて展示されていました。
まず、第43室だったと思いますが、ミケランジェロ「聖家族」が移動されて展示されています。



ただ、ここまでで第45室までを終えてしまいました。
あとの作品はどこへ・・・と思って途方にくれていましたが、下の階にかなり分散して展示されていました。

まずは、ラファエッロ「びわの聖母」。写真で見るよりも印象に残る作品でした。
背景が赤だったからでしょうか。



ラファエッロ「自画像」。額の有無でだいぶ印象が変わった印象。



ラファエッロ「レオⅩ世」。



本来第28室にあるティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」。
来日した際にも見ましたが、何度見ても官能的で美しいと感じます。



あきらめかけた最後の最後で、カラヴァッジョ「バッカス」に出会えました。



閉室の部屋が多くあったため、当初半日観覧に当てる予定が、3時間ほどで見終わってしまいました。
それでも、3時間かかりましたので、ツアーなどで1時間で見て回るような見方は、ちょっと初めての自分には合わないかなと思いました。ただ、2回目以降ならば、ポイントを絞れますので、そういった見方もありかなとは思います。