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美術館巡り 2010/04/29-05/05

GW中は、ほぼ美術館巡りをして過ごしました。
たくさんありすぎますが、記録します。

4/29
福井県立美術館『市民の愛したもう一つのヨーロッパ絵画』
福井市愛宕坂茶道美術館『小堀遠州と綺麗さびの世界』
福井市橘曙覧記念文学館
福井市美術館『素材と表現 鉄、土、木、布、かみと現代美術』

福井市美術館は、黒川紀章が設計した美術館。
国立新美術館でも用いられた形で、すぐにそれと分かる。

4/30
石川県立七尾美術館『等伯をめぐる画家たち』
金沢市立中村記念美術館
石川県立美術館『石川県立美術館の半世紀の歩み』
金沢21世紀美術館『ヤン・ファーブル×舟越 桂』

長谷川等伯展が先頃東京と京都であったばかりだが、
七尾美術館では、七尾出身の長谷川一派の画業を振り返る展覧会が開かれている。
特に地元ならではの作品が多く、見どころはあったが、社会見学か何かの小・中学生に出会ってしまい、
落ち着いては見られなかった。

そうそう、七尾美術館は15周年記念ということでくじ引きをやっていたのだが、
3等の田中太郎賞をいただいてしまった。賞品は、ミニタオル・お香・ポストカードなど。

中村記念美術館では、別館での解説は嬉しかったのだが、予定外に閉館時間までいることになった。その影響で、石川県立美術館の多量の常設展示をゆっくり見ることはできなくなったが、仕方がない。

舟越桂の作品は、どことなくひかれているところがある。今回は代表作もいくつか展示されていた。「戦争をみるスフィンクス」などなど。桂の作品は作品が置かれた場所によりかなり印象が変わると思うのだが、今回も巧みに向きを変えたりして、訴えかけてくる展示となっていた。

5/1
高岡市美術館
富山県立水墨美術館『京都 細見美術館 琳派・若冲と雅の世界』
富山県立美術館

若冲の作品は、ちょうど静岡県立美術館でアナザーワールドを見て時間が立っていないので、理解が早い。
今回の作品でも、鶏の尾に勢いを感じた。
富山県立美術館では、企画展は見ずに、常設展のみ見ることにした。予定外に、浜田知明の作品に出くわし、見入ってしまう。

一度、この日は名古屋に帰宅。

5/2
東山魁夷 心の旅路館『輝きの大地』

道の駅賤母内にある東山魁夷の版画作品展示館。車でないとなかなか辿り着けないこの場所に、飯田に向かう途中で友人に連れていってもらう。
新復刻版と呼ばれる作品が多いが、一点だけオリジナル・リトグラフ(東山魁夷自信が制作したリトグラフ)もも展示されていた。(市川で展示されていたものと同じようだったので、そんなに珍しい訳ではないが…。)

5/3
北澤美術館新館『ルネ・ラリックコレクション展』
ハーモ美術館『片岡鶴太郎展』
北澤美術館本館
サンリツ服部美術館『祈りの時代 仏さまの美術』
諏訪市美術館
茅野市美術館『所蔵作品展 地域をみつめる3』
マリーローランサン美術館

北澤美術館は、ガラスの作品、特にアール・ヌーヴォーの作品を多く所蔵しているが、本館だけは現代日本画家の作品も多く所蔵し、展示している。今回も、特に私の好きな東山魁夷、小野竹喬の作品を見ることができた。『月影』『緑のハイデルベルク』『山湖』(だったと思う、もしかしたら『湖岸』)など。

ハーモ美術館は、諏訪湖沿いにある美術館で、素朴派の作品を数多く所蔵する。ルソーやルオー、シャガールのほか、ベルナール・ビュフェ作品も3点ほど所蔵するようで、そのうちの一作品が、入ってすぐのところに展示されていた。片岡鶴太郎展を併催しているので常設展が狭くなるかと思ったが、案外広い展示室があり、みごたえのある内容であった。

まだ時間があるので、諏訪湖を離れて茅野へ。御柱祭の賑わいをよそに、美術館巡りを続ける。茅野駅すぐの茅野市美術館は、駅に隣接した、図書館と一体化した施設である。今回の所蔵作品展は無料なのがうれしい。作品は、信州の風景を描いたものが中心に28点が展示されている。
マリーローランサン美術館は、アートランドにある80年代にオープンした美術館である。独特のやわらかいタッチと色調が美しいが、彼女をとりまく状況が、少し悲しげな、というか儚げな、でも真の通った絵となっているようだ。

5/4
長野県信濃美術館 東山魁夷館『魁夷がみつめた四季』
佐久市立近代美術館『大きさの魅力』
奥村土牛記念美術館
小海町美術館『北欧・フィンランドの生活デザインと文化展』

東山魁夷館は二回目の訪問となる。
今回展示の本制作は、『春兆』『沼の静寂』『秋思』。

佐久市立近代美術館といえば、平山郁夫の『仏教伝来』を所蔵するが、今回は『天山南路(夜)』『出現』などを鑑賞。いくつか平山郁夫の作品を所蔵する美術館を巡ってきたが、広島市にある平山郁夫美術館は訪れたいと思っている。

奥村土牛記念美術館には、小海に向かう途中で、車両故障により停車していた八千穂駅からすぐのところにあり、偶然立ち寄った。建物はある会社の社屋として建てられたもので、ここに戦時中奥村土牛が疎開していたのだという。
素描が中心だが、奥村土牛の絵の雰囲気に合った絶妙な展示場所である。

小海町高原美術館は、安藤忠雄設計。
広くはないが、入ってすぐのスロープや、曲線を描く展示室1は、特徴的。
フィンランドの生み出したデザインのなめらかさは、見ていて心地良いものがある。

5/5
清里現代美術館
清里フォトアートミュージアム『ヤング・ポートフォリオ展』
清里北澤美術館
平山郁夫シルクロード美術館

清里では、レンタサイクルで、3つの美術館を回っていく。
清里現代美術館では、熱心な館長と思しき方の説明を聞きつつ、作品を鑑賞していく。
現代美術は、分からないということで、敬遠されがち。けれども、若い人には、これから将来があるから、チャレンジをしていかないといけない、だから分からないものを見ていて、自分なりに理解しようとすることが大切なんだという。ボイス、ケージ、フルクサスといった、作品と呼ぶべきか、インスタレーションと呼ぶべきか、とにかく膨大な資料群と向き合い、1時間は過ぎていった。

清里フォトアートミュージアムでは、35歳までの若い写真家の支援企画であるヤング.ポートフォリオ展が開かれていた。毎回審査員が違うとのこと。内容は、社会的なメッセージを含むものが比較的多かったように思う。清里最後の美術館は、清里北澤美術館。諏訪湖沿いにある北澤美術館の姉妹館で、内容的にもほぼ同じで、ガレなどのアール・ヌーヴォー調の作品が揃う。

レンタサイクルを返却し、甲斐小泉駅へ。駅前のレストランで、カレーのランチを食べて一休みしてから、平山郁夫シルクロード美術館に向かう。
『カシミールショール』展が開かれていたが、今回はまっすぐ通り過ぎ、平山郁夫の作品を見ていく。平成21年に亡くなった画伯のアトリエを再現したコーナー横には、『永遠の都 ローマ』『東大寺大仏殿』などの作品が並び、一つ上の展示室には、『パルミラ遺跡を行く』『古代ローマ遺跡 エフェソス トルコ』『流水無間断(奥入瀬渓流)』『平成洛中洛外』『浄土幻想 宇治平等院』『浄土幻想 日野法界寺』『北山への道』など、比較的大きめの作品が並ぶ。
最初はそうでもなかったが、見るうちに、平山郁夫の世界に入ってしまっている自分がいるような気が。

以上で、7日間にわたる北陸・信州の旅は終わり。

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