美術館巡り 2010/05/08-05/09

この週末は、GWの続きということで、東京・茨城の美術館巡り。

5/8
根津美術館『国宝燕子花図屏風』
森アーツセンターギャラリー『ボストン美術館展』
茨城県陶芸美術館『The Kasama ルーツと展開』
笠間日動美術館『花の女 フランソワーズ・ジロー』

5/9
茨城県近代美術館『川端康成コレクション展』
三菱一号館美術館『マネとモダン・パリ』

この日は、名古屋から東京まで途中下車しつつ、茨城を目指す。
燕子花図屏風は、以前から見たいと思っていた尾方光琳の屏風。金地に緑と青の濃淡だけで表された燕子花の実に見事なこと。今回は常設展をほとんど見ずに、先を急ぐ。

森アーツセンターギャラリーは、森美術館の隣にある施設で、初訪問。名古屋にボストン美術館があるが、そこで公開されたことのない作品も来ている模様。日本で人気のありそうな画家の作品がこれでもかと集められており、モネに至っては、10点も集めている。その他、ゴッホ、ミレー、レンブラント、ルノワール、ドガなど。ミレーの『馬鈴薯植え』などは私も好きだが、さすが東京、人が多過ぎてゆっくり見ることはできない。後で京都に巡回するが、かといってこれだけのために京都まで見にいくのは、迷うところ。

続いて笠間へ。
まず、レンタサイクルで、田中嘉三記念館へ。入口の鶏さんに手荒い歓迎を受けた後、中へ。『唐招提寺講堂』は確かに印象的であるが、もう少しじっくり知った上で見てみたいところ。
続いて、春風萬利荘、陶芸美術館へ。陶芸美術館は正直なところついで、だったのだが、いやいや、板谷波山や松井康成の技法にただただ驚いてしまった。
最後に、一番のメイン、笠間日動美術館へ。
事前にある程度知ってはいたが、大変な量のコレクションである。
中でも、パレットのコレクションはユニーク。

5/9
茨城県近代美術館『川端康成コレクション展』
三菱一号館美術館『マネとモダン・パリ』

水戸に泊まったので、茨城県近代美術館へは徒歩圏内である。今回茨城まで足を運ぶきっかけとなった、川端康成コレクションを見に行く。
コレクションの中で最も興味があるのは、親交のあった東山魁夷の作品群。実は、何年か前に、京都文化博物館で良く似たコレクション展を見たことがあり、東山魁夷作品を今回以上に見ているのだが、その頃はまだ東山魁夷に対する理解が足りず、もう一度機会があれば見直したいと思っていた。
今回展示された京洛四季の『北山初雪』は少し前に描かれた『冬の花』に構図がよく似ているが、とてもよくできた絵だと思う。東山魁夷が、京都を題材にした連作を描いていてよかったと思うが、そのきっかけとなったのが川端康成のすすめというのは、なんともありがたい話である。
コレクションには、国宝指定の十便図、十宜図が含まれており、購入した図録で楽しみたいと思う。
常設展では、印象派の作品の他、日本画、洋画、彫刻を幅広く収集しているようだ。また、相笠昌義の『交差点にて、冬』や、清宮質文の木版作品も興味をそそられているうちに、あっという間にリミットの2時間が立ってしまった。

スーパーひたち号で水戸から上野まで一時間少々の移動。先月東京の丸の内にオープンした三菱一号館美術館の開館記念展を見に行く。

マネについては、実はあまり知らなかったため、事前に予習していったが、正解。
混雑を覚悟してはいたが、時間指定チケットがそれほど売り切れていないようだったので、当日券を購入した。結果的には、待ち時間もなく入館でき、内部もそれほど混雑していなかった為、落ち着いて観覧できた。
ただ、事前にいくつかのレポートに載っていた通り、部屋は小さく区切られており、混雑時は入場制限が行われるか、とても見にくい状態になることが予想されるが、致し方ないところか。

今後の展覧会にも期待したい。

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