美術館巡り 2010/07/10-11

この土日は、「浜田知明の世界展」が開かれている神奈川県立近代美術館を中心に巡りました。

7/10
横須賀美術館「ブルーノ・ムナーリ展」
カスヤの森現代美術館「『渦と記憶』能勢伊勢雄・植田信隆 コラボレーション展」「ヨコスカ版画の視線」
神奈川県立近代美術館 葉山館「浜田知明の世界展」

7/11
平塚市美術館「黒崎俊雄展 UGOUGO」
ポーラ美術館「ポーラ美術館の日本画(後期)」
佐野美術館「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」

==== 7/10 ====

横須賀美術館は2007年にオープン。私は今回が初訪問となります。
横浜から京急で馬堀海岸駅に向かい、そこから観音崎行きバスに乗車すると10分ほどで到着しました。
手前の広い芝生と山との間に建物があります。
ガラス張りで、まず目に入ってくるのは、レストランとショップ。
屋外にもレストランのテーブルが並べられ、食事を楽しむことができます。

奥に進むと展示室エントランスがあります。
さて、今回の展示はブルーノ・ムナーリ。1~5章に分けて216もの作品が並べられていますが、
とりわけおもしろいと思ったのは、竹製の花器でしょうか。

所蔵品展も137点の作品が出品されています。
点在する原田和男の作品が奏でる宇宙の?音がそこかしこで鳴っていますが、
他の作品を鑑賞する上で、特に妨げにはなりません。でも、不思議な雰囲気です。
楽しみにしていた岡鹿之助の「魚」は、予想通りの不思議さをもって伝わってきました。

カスヤの森現代美術館も初訪問です。
予期せず、美術館内で行われていた石川翠氏特別講演会と重なりました。
が、興味があった五島の「緑のことば」シリーズを見ていきました。

7/10最後は、神奈川県立近代美術館 葉山で開かれている「浜田知明の世界展」です。
浜田知明といえば、まず「初年兵哀歌」でしょうか。
何年か前にはじめてこれを見たときは、大変な衝撃をもって受け止めました。

その後も、浜田知明作品はいくつかの美術館(大分市美術館等)で時折見る機会を得ましたが、
まとまって作品を見るのは、今回がはじめてかもしれません。

今回は、その後の風刺色の強い作品(「情報過多的人間」「ボタン」など)なども含め、
比較的最近の作品までが取り上げられています。
特に、浜田知明の彫刻は私は初見です。

今回の展覧会では、熊本県立美術館のコレクションも紹介しているので、
浜田知明のほぼすべてを網羅しているといってもいいのではないでしょうか?
とはいってもまだまだ精力的に活動されていますので、今後の作品も期待したいところです。
もちろん、図録を購入しました。

==== 7/11 ====
7/10は平塚に宿泊し、朝から平塚市美術館を訪れました。

その後、箱根のポーラ美術館へ。
もう6回目の訪問ですが、今回の展示は、ポーラ美術館といえば西洋絵画だと思っていた、
私の思い込みを見事に裏切ってくれた展覧会です。

今回も杉山寧作品を中心に、東山魁夷、平山郁夫らの作品が並びます。
杉山寧のコレクションをこれだけ一堂に会する機会もあまりないのでは。

東山魁夷作品では、「秋深し」「リーベの家」「透影」といったポーラ美術館所蔵の作品も素敵ですが、
長野県信濃美術館からの特別出品「緑の窓」は、
青い空が緑の植物で囲まれ、まるで緑の窓のようで、中でも私お気に入りの作品です。
長野県信濃美術館の作品保護の方針では、たしか作品の展示を2ヶ月/年に限っていたと思いますので、
前期後期の中でもさらに1回ずつ展示替えがあります。
日本画は特に管理が難しいのかもしれません。

平山郁夫作品では、前期に引き続き「イラン高原を行く」が展示されています。
他の並んでいる作家と比べると、とても大きな絵ですが、平山郁夫の作品には大きいものが多いので、
このサイズでも違和感はありません。

次のアンリ・ルソー展も楽しみです。

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