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美術館巡り+旅日記 2012/01/02-09

2012年も趣味の美術館巡りに勤しむ予定です。
まずは山陰での美術館と旅の記録です。

1/2
[名古屋→岡山→米子→松江→浜田]
・米子市美術館
・足立美術館
・島根県立美術館

1/3
[浜田→益田→萩]
・浜田市立世界こども美術館
・浜田市立石正美術館
・島根県立石見美術館

1/4
[萩→長門市→厚狭→名古屋]
・山口県立萩美術館
・香月泰男美術館
・金子みすゞ記念館

1/7
[名古屋→三次]

1/8
[三次→福山]
・奥田元宋・小由女美術館
・はらみちを美術館
・美術館あーとあい・きさ
・三良坂平和美術館

1/9
[福山→大三島→名古屋]
・今治市大三島美術館
・ところミュージアム大三島
・今治市伊東豊雄建築ミュージアム

1/2は、始発の新幹線で岡山へ、さらに特急で米子へ。
米子市美術館ははじめてですが、昨年行くことができなかった三沢厚彦ANIMALS展をやっていると聞き、訪れました。三沢の木彫り動物作品は何度か見ていますが、会場いっぱいに三沢の作品を、体系的に見るのははじめてです。1Fと2Fのあわせて5つの部屋に、それぞれジャンル別に展示されています。特に、第3展示室の暗転した部屋に照らされた動物たちが、力強く迫ってきます。NHKの番組「たけしアートビート」で取り上げられた際に、たけしが描いた動物を、三沢が完成させており、その彫刻も展示されています。
木彫りの像としては舟越桂の作品も好きですが、舟越の作品は少しじわじわと効いてくるのに対し、三沢の作品は素直に、直接、あるいは異次元の世界から響いてくる感じがします。

足立美術館


続いて、足立美術館へ。こちらは3年ぶりでしたが、2010年秋に新館ができてからは、はじめてになります。今回は米子駅から送迎バスでアプローチ。日本庭園はいつものことながら手入れがゆき届いています。今回は雪が少し残っていてそれもまた素敵です。本館は横山大観作品、新館は日本美術院の作品が主に並んでいます。
新館はそれほどの規模ではないと思っていましたが、意外にも後藤純男をはじめとしてかなり作品数があるので、以前よりも時間を多めにみておいた方が良さそうです。新館オープンに伴い本館の出口がなくなり、出口は新館に移動しています。日本美術院作品を見ることができる機会が増えたことは、歓迎です。

その後、足立美術館最寄りの安来から松江までは、電車で移動します。

わたなべ牧場プリン

安来駅内には、食事ができる店のほか、特産品を扱う店があり、今回はここでプリンとラスクを買って、電車の中でおやつタイム。

島根県立美術館は、宍道湖沿いにあります。ホールがとても広くて豪華な美術館です。湖側にはレストランも併設しているので、湖に夕陽を見ながら食事というのも悪くありません。企画展は伊東深水。これまで日本画作品しか見たことがありませんでしたが、版画もあります。愛知県の美術館からも、名都美術館を中心に出展されていました。(地元の美術館の作品を、なかなか地元で見られない気がするのは気のせい?)コレクション展の方も充実しており、5つの展示室に、バランスよく配置されています。

この日は浜田で一泊。

1/3は、朝から雪が舞う寒い天気。
浜田市立世界こども美術館は、島根県立大学の隣にある美術館です。浜田駅からバスで10分ほど。こども向けの企画が充実した美術館ですが、浜田にゆかりのある画家のコレクションも数多くあり、大人も楽しめる内容となっています。特に、建物がユニークだと思いました。3階のコレクション展示室のライトの配置は、星のように無造作に散りばめられているかのようです。
企画展は、木のおもちゃ展。その名の通りの内容ですが、5階から4階にのびる長いスロープをうまく利用したビー玉を転がすおもちゃが子供たちの遊び心をくすぐっているようでした。いや、実際私も子供に戻った気分で、遊びました。普段はこのスロープには、絵が飾られているようですから、今度訪れる時にはここで絵を見てみたいものです。

石正美術館

浜田市立石正美術館は、三保三隅駅から20分ほど歩いたところにある美術館です。気候がいいときならばなんでもない距離だと思いますが、さすがに雪が降るような天気では寒いもの。幸いなことに、雪は日中はやんでくれました。川沿いに歩いていきます。
美術館の方ですが、本館と新館があって、本館は石本の作品が時代を追って並んでいます。純粋な風景画は少なく、女性か動物が描かれたものが多い印象です。新館は、岡崎忠雄の『キリストの復活』が展示される祈りの部屋から始まります。今回は、石本も2000年以降使用している石州和紙に描いた作品が並んでいました。
カフェが併設されており、飲み物の他、トーストやピラフなど軽食もいただけます。最寄駅から美術館までの間に食事できそうな店が見当たらなかったので、本当に助かりました。あとでお腹が空いても困るので、えびピラフセットをいただきました。900円で、ピラフとデザートのゼリー、飲み物(コーヒー、紅茶等)がついてくるので、まぁ良心的。

この日最後は、グラントワ内にある島根県立石見美術館へ。前回津和野を訪れた際に、時間の都合で立ち寄ることができなかったのですが、なかなかに豪華な施設です。
『日本のわざと美』展では、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の作品を通して日本の伝統技術を守り伝えようとするもの。所蔵作品展は、草間彌生、宮芳平の紹介です。
さらにバスで少し行くと、雪舟庭園がある医光寺、萬福寺があり、訪れました。

雪舟庭園

落ち着きます。
この日は、益田の田吾作という店で、一杯やってから、萩に宿泊。

1/4はバスで萩駅バスセンターに移動。さらに徒歩で、本日最初の目的地、山口県立萩美術館・浦上記念館に到着しました。2年ほど前にも萩に立ち寄った際、訪れたかったのですが、時間があまりとれずに先延ばしになっていました。
企画展はグェッリーノ・トモランティーノ展。陶芸と絵など、さまざまな形態の作品を特に時期的な区別なく残しているようですが、特に厚手のガラス釉を施した陶盤や、おそらくは砂を混ぜたざらざらとした質感の絵を興味深く観覧しました。常設展では、浦上が収集した浮世絵や陶磁器のほか、2年前にできた陶芸館と広い展示スペースがあり、駆け足で巡ることに。

萩駅

萩駅は、とても趣のある駅舎ですね。
ここから、長門三隅まで移動、さらにバスで湯免温泉まで行きます。

目的の香月泰男美術館は、湯免温泉のすぐ近くにあります。
長門市三隅は、香月泰男の生誕の地。シベリヤ・シリーズは山口県立美術館にありますが、それ以外に遺族から寄贈された絵やおもちゃなどが、所蔵されているとのこと。
企画展示室もありますが、香月泰男の画風の変遷をたどる常設展示室が、ひとつのみどころです。

続いて、仙崎へ。仙崎に来るのは14年ぶり2回目です。前回は青海島に出かけています。
仙崎には、大震災後のACのCM『こだまでしょうか』でも知られる、金子みすゞ記念館があります。私がその詩を知ったのは、中島潔の清水寺障壁画に『大漁』をモチーフにしていると知った時からなので、かなり最近です。
金子みすゞ記念館ができてからまだ10年はたっていないようですので、以前仙崎に来た13年前にはなかったはずです。
記念館は、実家跡に再現した金子文英堂と、各種資料を展示する本館からなります。再現したみすゞの部屋も、生涯を紹介する本館の常設展も時を忘れてしまいそうですが、詩と向き合えるという点では、直筆原稿の複製がスポットライトを浴びたみすゞギャラリーが素敵だと思いました。手をかざして詩を読むコーナーは、東京にある相田みつを美術館を思い出すよう。座るとバックから詩が流れてくるのも、なかなかよいと思いました。

さて、ここまでが、1/4までの記録。
ここからは、1/7からの記録です。

1/7は、夕刻、新大阪から高速バスで三次に到着し、一泊。
1/8は、三次の美術館を次々と回ります。

奥田元宋・小由女美術館

まず、奥田元宋・小由女美術館へ。
一番のみどころは、奥田元宋の大型作品。雄大な『紅嶺』『白嶂』などが展示されていました。常設展を見ただけでも、来た価値があったと思える内容。企画展は、「児玉希望と広島ゆかりの日本画家展」で、広島県立美術館の作品が展示されていました。

今回は時間の都合上、1時間ほどの訪問で切り上げ。
美術館にはレストランが併設されていたし、さらに隣にはワイナリーがあり、バスの運転手からも勧められたのですが、また次回にします。(それにしても、人があたたかい。気さくに話しかけてくれる運転手の方々、ありがとうございます。)

そこまでして行きたかった、はらみちを美術館、と、君田温泉森の泉。

森の泉

はらみちを美術館は、脳性小児麻痺による身体障害にもめげず、思い出を描くはらみちを氏の絵を展示する美術館。案内してくださった方がとても親切に説明くださり、背景を理解しました。
君田温泉にも入りました。なかなかに、いい湯です。

さて、問題はバスの時間。
三次のバスは、月~土曜は比較的本数があるものの、日曜になると、びっくりするほど本数が減ります。
君田温泉のある高野線は、日曜は、1日1往復。
次のバスは夕刻なので、タクシーで三次駅へ戻ります。

ロードサイドミュージアムXa104

福塩線の吉舎にある「ロードサイドミュージアムXa104」は、臨時休業中で残念でした。
しかし、元々予定していた、吉舎にある「美術館あーとあい・きさ」と、三良坂にある「三良坂平和美術館」はなんとか開館しており、訪ねます。ただでさえ福塩線自体の本数がないなか、並行して運行しているバスと組み合わせて、なんとか開館時間内に間に合うほど。

最終日の1/9は、天気もよく、大三島の美術館を見て回ります。
大三島美術館で、田渕俊夫の世界を堪能した後は、

ところミュージアム

ところミュージアム大三島。
コンテンポラリーアートがならぶ美術館ですが、すべての展示を見終わったところにある、この海の風景と、コーヒーセルフサービスの風景が、瀬戸内海の時間を感じるところ。

もう一つ、

伊東豊雄建築ミュージアム

今治市伊東豊雄建築ミュージアム。
ところミュージアム大三島から歩いて3分ほどのところにある、2011年に開館した美術館です。

中はこんな感じ。

伊東豊雄建築ミュージアム

寝転がって、展示をみることができます。建物そのものがアートです。
伊東豊雄が設計した、数々の建築の紹介のほか、このときは、開館10年を迎えたせんだいメディアテークが大震災の時どうなったのか、紹介されていました。

さて、今回の美術館巡りと旅日記はここまで。

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