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認定スクラムマスター研修に参加しました 2014/6/26-27

6/26、27に名古屋で開催された、Scrum Allianceが認定するCSM(認定スクラムマスター)の研修に参加しました。

【参加した理由】
スクラムの本質を正しく理解しておく必要性を感じていたためです。
本を読んだり、Scrum Boot Campに参加して、自分のチームでプラクティスを取り入れて試行してみたものの、これ以上進むためには、もう一歩踏み込んで理解する必要性を感じていました。

今年に入ってから、タイミングを狙っていたところ、会社が費用面で応援してくれるタイミングと、地元の名古屋で開催されるタイミングをとらえることができ、参加することができました。
【内容】
1日目
・オープニング/チーム決め/ルール決め(Working Agreement)
・Agile(アジャイルになる、アジャイルマニフェスト)
・Self-Manage(自己組織化、Stepワークショップ)
・Scrum Overview
・Role(Product Owner、Team)

2日目
・スクラムに適した場面
・Role(Scrum Master)
・Ceremony(Sprint Planning、Daily Scrum、Retrospective、etc)
・Artifact(Product Backlog、Sprint Backlog、Impediment List)
・Done/Acceptance Criteria
・5 Skills
・Q&A

【概要】
講師:
Odd-e Japan 江端一将(エバッキー)さん。

参加者:
14名。関東や関西から参加された方もかなりいらっしゃったようで、逆に名古屋の方は半分もいなかったようです。(最初のオープニングでスクラムの経験を共有する場面があったのですが)半分以上が実際に実践されている方、最低でも本やWebなどでスクラムの概要が分かっている方でした。参加者のコンテキストはいろいろですが、多少は経験してみて、うまくいかなかったり、疑問に思うところがあったりするところで参加すると、学びが深い研修だと感じました。

【学んだこと、印象に残ったこと、感想など】
Scrumの特徴を一言で言うと、現状や問題を明らかにし、気づかせるものだということ。問題を解決する方法は教えてくれない。
→人が将来のことを正確に予測できないことを前提としているから、定期的に状況を確認する仕組みを用意している、と理解しました。

ちなみに、研修自体も、タスクボード、バーンダウンチャート化されましたが、結果は・・・


各Role、Ceremony、Artifactの役割など
→8割方は答えが出るのですが、まとめてみると、意外にあれ、これでよかったっけ?というところがあり、Scrumの教義上どうなっているのか、理由とともに理解していきました。

スクラムを利用して有効な場面、期間
→要件あるいは技術的に複雑なものが向いているというのは、その通りだと思いますが、はじめてのScrumでも、3ヶ月程度のプロジェクトでウォーターフォールよりも有効とのこと。ただ、諸々の周りの条件や地ならしが伴ってのことだと思いますので、一概には語れないものと思いました。

5 Skills(Teaching、Facilitating、mentaling、Coaching、Situationaling ※綴り不明)
→スクラムマスターに求められるスキル。現状分析にはじまり、チームメンバーが教えられたことをアクションにつなげ、問題の解決を助け、信頼関係性を築き、成長していきたいところに連れていくために必要なスキル。TeachingとCoachingのワークショップがあったけれども、「記憶にフックをかける」が難しかったです。

Working Agreement
→最初に2時間かけて議論した上、半日に一度見直しをいれていったのですが、それぞれのメンバーが注意深く見直しする意識がないと、機能しないように思いました。機能しているチームは、Self-Manageがうまくいっている指標になるかもしれません。研修中の間だけでも、最初に考えたルールが必ず正しいわけではなく、常に見直すことの意義が実感できました。
私は「議論の延長を提案できる」「多数決で決まらない場合、オーナーが決めることができる」「共有したいメモは付箋に書く」を提案しましたが、反対意見があったりして条件付きになったり、ルールとしては不要なのではということで、消えたものもあります。

フリップチャート
→当日利用されていたのは、たぶんこれだったと思います。説明や、あらゆるワークショップがこれを利用し、壁に貼っていきました。こんなのあるんだったら、会社でも利用したい!と強く思いましたが、Amazonでも1冊3000円以上しますので、ちょっと難しいかもしれません。

壁に貼ってみるとこんな感じ・・・


【新しく知った言葉、道具のメモ】
CSMのオンラインテストの翻訳がまだ提供されていない(翻訳はされているらしい)ため、研修ではあえて英語で表現されている言葉がありました。英語の内容を聞いてみると、内容は知っていることだったりもするのですが。
・Self-Manage:和訳で自己組織化と訳されるものと同義。
・Working Agreement:(特にチームでの作業)ルールを明文化したもので、働き方を曖昧にせず、共通理解を確認することで、議論を活性化したり、活動を効率化することにつながる。また、新メンバーが入った際にも共通理解を理解するのに役立つ。
・Artifact:Scrumの文脈では、共通理解を支える3つの道具。Product Backlog、Sprint Backlog、Impediment List。
・Impediment List:障害リスト。Scrumで進める上で障害・妨害となることを記載したリスト。優先順位付けして管理、取り組むと良い。スクラムマスターが管理し、各Roleが取り組む。チームの能力を伸ばすための障害も含む。必ずしもnegativeなものだけではない。
・Product Backlog Refinement:プロジェクトの見通しを整理するために、5-10%をProduct Backlogの整理にあてる活動。Product Backlog Groomingと同じ意味でとらえてよいと思われる。
・Parking Lot:質問や気になったことを本論とは別にメモしつつ、あとで適宜振り返るための場所。
・フリップチャート:実物を始めてみたのですが、3Mのイーゼルパッドが利用されました。76cm x 63cmの付箋紙の大きい版と形容したら良いでしょうか。ホワイトボード代わりに利用できそうな紙です。
・プランニングポーカー専用のトランプ:実物は初めてさわりました。最初は普通のトランプだと思いました。

【最後に】
講師の江端さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
2日間の研修でしたが、知るほどに、Scrumが奥深いものだと改めて知ることになりました・・・。

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