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美術館巡り&旅日記 2014/08/13-17

お盆休みに、北海道の美術館巡りをしながら旅しました。

8/13
苫小牧市美術博物館:青森県立美術館コレクション展
みたらの杜美術館・藁谷耕人記念館

8/14
札幌国際芸術祭2014

8/15
西美創造の杜美術館
新星館
拓真館
北海道風景画館

8/16
本郷新記念札幌彫刻美術館
ミカサ・モダン・アートミュージアム

8/17
国立新美術館:オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
日本民藝館:濱田庄司展
8/13は、朝から飛行機で新千歳へ飛び立ち、16年ぶりの苫小牧を目指します。

ウトナイ湖

途中、16年前と同じようにラムサール条約登録のウトナイ湖に立ち寄りましたが、おそらく当時はなかった道の駅ができたりしてにぎやかになっています。以前より木道も整備されているようです。当時立ち寄ったネイチャーセンターは、残念ながら、平日ということでお休みでしたが、2002年に新たにできた野生鳥獣保護センタ-で、学びを深めることができます。

苫小牧市美術博物館は、苫小牧駅からバスで10分ほどですが、新千歳空港からのバスに乗ると、ちょうど駅に向かう途中の文化公園で降りると便利。

苫小牧市美術博物館

展示は青森県立美術館のコレクション展。札幌国際芸術祭2014の連携事業にもなっています。
展示内容的にコレクションはみられませんでしたが、私自身、青森県立美術館を以前訪れてからだいぶ時間が経っており、その間に収集されたと思われるコレクションが新鮮でした。
(ここで作品が展示されていた伊藤隆介は、札幌国際芸術祭2014の500m美術館でも作品が展示されています。)

続いて室蘭市民美術館を訪ねましたが、なんとこの日は電気関係の工事が行われており、美術館はやっていないとのこと。せっかく訪ねたのに残念。
しかし、もう一つ、室蘭で見たいと思っていたみたらの杜美術館・藁谷耕人記念館の方は、しっかりみることができました。最初は、社会福祉施設の中にあるので、絵を見られるかちょっとおそるおそるだったのですが、当日電話したところ、問題ないとのこと。

藁谷耕人の画風は、いい意味で、日本美術院の方々の伝統を受け継いでいると思われ(私が感じたのは平山郁夫、杉山寧ら)、興味深く拝見しました。

みたらの杜の近くからは、白鳥大橋が見えます。

白鳥大橋

この日の夕食は、新千歳空港で、次郎長のラーメン。森町は、札幌よりかは函館に近いですね。

ラーメン次郎長 函館塩

味噌もいいのですが、あっさりと函館塩でいただきました。
この日は札幌で宿泊。

8/14

札幌国際芸術祭2014を見て回ります。

モエレ沼公園

愛知でも、あいちトリエンナーレとか何年かに一度やってますが、札幌は、札幌駅とか中心部の地下街にどーんと展示物を据えたり、アピールがあって、本気だなと思いました。名古屋も、下町というか、面白い感じのところでやっているんですが、いまいち盛り上がりに欠けるというか。

札幌芸術祭、次の順番で回りました。
清華亭:毛利悠子 サーカスの地中
北海道庁赤レンガ庁舎:伊福部昭、掛川源次郎展
札幌市北3条広場:島袋道浩 一石を投じる
北海道立近代美術館:都市と自然
モエレ沼公園:フォレスト・シンフォニー
関口雄輝記念美術館
札幌芸術の森美術館:都市と自然
札幌大通地下ギャラリー500m美術館:時の座標軸
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ):センシング・ストリームズ

モエレ沼公園へは、大通から無料バスが出ていて、良心的。札幌芸術の森美術館にも、道立近代美術館との直通バスを運行するなど、なかなかアクセス面でも頑張っています。

内容も、坂本龍一がゲストディレクターとして参加しているということで、音的な要素がそこかしこに取り入れられていたり、全体としてまとまっている印象があります。

玄関口である新千歳にウェルカムサウンドを流すというのも、なかなか粋じゃないですか。

ただ、さすがに1日でほとんどの展示を見ようというのは、なかなか疲れました。何日かに分けて見ましょう。

札幌芸術の森美術館は、30分ごとに中谷のインスタレーションで、真っ白になります。

500m美術館

19時までやっているからと最後にとっておいた、500m美術館はなかなかボリュームがあります。

2014081403.jpg

あと、札幌駅前通地下歩行空間でも、さまざまな取り組みがあります。地下街にある9つのキーワードを集めると、スマホアプリで音楽が聞けるとか、ベタですけど楽しいです。

この日は夕食をすっとばし、大丸地下にある「きのとや」で、デザートセットをいただきました。

きのとや

これ、カロリーやばいでしょ。夕食なくして正解。
この日は、翌日に備えて、旭川まで移動して宿泊。

8/15

この日は、美瑛の美術館巡りですが、バスで行くことができる美術館はほとんど訪れているので、今回は、レンタサイクルを使用して巡ります。美馬牛駅でにある「ガイドの山小屋」で、電動自転車を1日借り切り、行きたいと思っていた美術館を目指します。

まずは、西美創造の杜美術館。美馬牛駅から4kmほどですが、それほどの坂もなく、難なく到着。
ここは、榎木孝明、大野勝彦らの写真が展示されていますが、大野勝彦は、両腕を農作業で失って義手で絵を描く方です。絵もいいですが、詩もいいですね。九州芸術の杜、阿蘇、美瑛の3カ所の展示施設がありますが、これで一通り訪ねることができ、完結。

2014081501.jpg

拓真館は、バスツアーで立ち寄ったこともありますが、前田真三親子の写真を並べて展示。いつみてもよいです。そして、新星館へ。

2014081502.jpg

新星館は、新潟の民家を移築した純和風の建物に、館長のコレクションを展示した、れっきとした美術館。須田らの作品が意外にも、建物に合います。

2014081503.jpg

せっかくレンタサイクルで来ているので、四季彩の丘、千代田の丘、三愛の丘、新栄の丘も巡りました。千代田の丘をちょっと下ったくらいのところが、私にはベストスポットでした。そんなことができるのは、レンタサイクルだからなんですが。

三愛の丘からほど近いところにあるガーデンプレイズというお店で、ハンバーグランチをいただきました。なかなかおいしかったですよ。

美瑛をあとにして、富良野へ。
中富良野にある、北海道風景画館を訪れます。
開館しているか不安だったので、午前中に電話したところ、応答がなかったのですが、なんとかけ直してくださいました。

今回、中富良野からは電話で呼んだタクシーに乗りましたが、時間が合えば町営バスがあります。タクシーだと3000円弱します。このブログを書いている時点で、中富良野駅発が9:03、11:43、14:13、16:33。それぞれ17分後が、風景画館発です。

開館時間は、9時から16時入館まで。実際には16時半にクローズのようです。バスで帰ることを告げると、バスが来るまでの時間、開けていてくださいました。

2014081504.jpg

風景画館は、廃校を利用した美術館で、昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気そのまま。
奥田の画は独学だそうですが、見飽きない美しさがあります。この日は、ご本人が展示替えのため、いらっしゃいましたので、少しだけお話をさせていただきました。

帰りは、中富良野町営バスで帰ります。客が私以外にいなかったので、運転手さんが気さくに話かけてくれたのがうれしいですね。

8/16

北海道最終日となる4日目は、札幌で行き残していた、本郷新記念札幌彫刻美術館を訪ねます。

以前近くの宮の森美術館まで来た時は、確か時間切れで来れなかったんですが、私が立命館大学平和ミュージアムで見慣れていた、わだつみの像は、本郷新の作品だと今回初めて知りました。

続いて、三笠市にある、ミカサ・モダン・アートミュージアムを訪ねます。

ミカサ・モダン・アートミュージアム

こちらは、廃校になった中学校を美術館に再利用した建物。サトルサトウミュージアムと同じですが、もっと素朴にそのまま美術館として利用した、という感じ。

せっかく三笠市に来たので、鉄道記念館も訪れます。

三笠鉄道村

蒸気機関車が、30分ごとに6分間だけ体験乗車できます。土日と夏休み期間中は、15時まで食堂車が営業しています。

お盆期間ということで、子供連れで割と賑わっていました。

札幌に戻り、新千歳空港へ。夜21時台のフライトのため、北海道で最後の食事をとります。

根室花まる寿司に行こうかと思いましたが、激混みだったので、プランB、松尾ジンギスカンで、ラムジンギスカンを注文。

松尾ジンギスカン

鍋も一人用がちゃんとあるんですねー。これなら一人でも、気軽にジンギスカンできます。ラムジンギスカンで、一人前1450円。これは安くてうまいと思いました。

羽田まで飛んで宿泊。

8/17

旅行最終日は、オルセー美術館展へ。
昨年オルセーで見られなかった、マネの「笛を吹く少年」が来日していたので、見に行きました。

混んではいましたが、昼前後の時間を選んだので、普通に観覧できました。
「笛を吹く少年」は、当時サロンに落選した作品ではありますが、思っていたよりも大きな作品でした。ジャポニズムの影響、平面的な色使い・・・マネの代表作ですね。何度も見に戻りました。

昨年、オルセーで観覧した、ミレー「晩鐘」、カイユボット「床に鉋をかける人々」、カバネル「ヴィーナスの誕生」、モネ「サン=ラザール駅」に再開できるのも楽しみにしていましたが、今回の数々の名作揃いの作品の中でも、埋もれない良さがありました。

オルセー美術館展 ミニ図録

今回の展覧会では、通常の図録(2,800円)の他に、ミニ図録(1,300円)が発売されました。
ミニ図録には、解説が主要作品しかありませんが、図版は全作品あり、文庫本とあまり変わらないくらいのサイズで、持ち運びに便利ですね。

名古屋に戻り、今回の旅はこれで終了ですが、日本にも、海外にも、まだまだ見たい絵があるので、旅を続けていこうと思います。

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