XP祭り2014 2014/9/6

XP祭り2014に参加しました。

B-4 アジャイルを手放して得られたこと 鈴木雄介さん 資料

アジャイルが好きなときも嫌いなときもあったけれども、今「いい距離」だという鈴木さんの話。

前半はいつものアーキテクチャとマネジメントの話。
チームでプロジェクトをやる以上、それぞれが両輪で大事。
不確実性に立ち向かうための手法として見たときのアジャイルは、画期的。
ただ、より良いものを作るための覚悟が伴ってこそ。覚悟がないと、単なる言い訳になってしまう。
良いものを作ることにこだわる。

たとえば、リリース後の3つのプロセスをとるということ。
新機能は必要な時間をかけて合意形成し、ウォーターフォール的に。
障害対応やちょっとした改善などの保守は2週間定期に。
定期改善は工数枠事前承認で、バックログから優先順位で選択して3ヶ月定期でアジャイル的に。

そして、組織に最適なITマネジメント手法を見つけるということ。

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エンタープライズにいる者として、本当に素直に共感できる内容。
以前からデブサミなどで話を伺うたびに、なぜアーキテクチャやマネジメントが必要なのかを学んでいる。
私自身、少しずつアジャイル的な手法に取り組んでいるところで、ちょうど、保守2週間毎、定期改善2ヶ月周期くらいがちょうどいいなと思って半年くらい実践したところだったので、リリース後のプロセスというところは、まさにそうそうという内容。

エンタープライズの領域で、差別化のためにカスタムするという選択をするのだとしたら、手法・プロセスもそれぞれにあわせていくのはある意味必然。このやり方しかできないというのでは、もう通用しない。

C-5 『組織パターン』で未来をあぶり出す 岩切 晃子さん 資料

もう一つ楽しみにしていたセッション。翔泳社の中で、会社の課題出しをするために行った未来会議の話。
和智さんややっとむさんらがファシリテーターとかその時点で超豪華、というのはあるにしても、ごく普通の参加者がしゃべり疲れるまで話す場としては、100人前後という規模はかなりの規模。
課題を出して終わりではなく、きちんと課題の解決状況が見える化されていて、大変そうだけど、いい。
社内の課題を解決するのに、社外のメンバーが入るというのは、一つのパターンではある気がする。
逃げるわけにはいかないという気持ちがそうさせると岩切さん。

ステークホルダー全員で未来会議をやってみてください!というというのは、自社のプロジェクトなら間違いなくそうなんだけれど、何百人の規模とかになると、現実的には間接民主制になってしまいそうな気が。100人の規模でも、それなりに、意に添わないと思う方も出てくるだろうし、大きくなってもやり方はあるんだろう。
いずれにしても、ステークホルダー全員が見える状態というのが私は好きだな。

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